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ごきぶりポーカー

ごきぶりポーカー

ごきぶりポーカー
作:Drei Magier(販売:メビウス ゲームズ)
プレイ人数:2〜5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20-30分
価格:1,800
個人的オススメ度(5段階評価)
★★★★★
評価:手に汗握るハッタリ合戦!

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●ごきぶりポーカーとは?

ゴキブリ、カメムシ、ハエ、クモ、サソリ、コウモリ、カエル、ネズミ……そんな皆の嫌われ者を、誰かに押し付けるゲーム。
プレイヤーは手札から一枚選び、裏向きで他のプレイヤー1人の前に置き、そのカードが何であるかを宣言する(必ず選んだカードを宣言しなければならないわけでなく、別のカードの名前を宣言しても良い)。
カードを前に置かれたプレイヤーは、カードを当てるか更に別のプレイヤーに回すことを選択できる。
カードを当てる場合は、そのカードが宣言されたカードだと思ったらYes、宣言されたカードではないと思ったらNoと答える。
もし答えが正解だったら(選んだカードを当てた、もしくは嘘をついていることを見抜いた場合)、カードを回したプレイヤーの前に表向きで並べ、間違ってしまった場合は答えたプレイヤーの前に並べる。
カードを当てずに別のプレイヤーに回すことを選んだ場合、自分だけカードを見た後に別のプレイヤーの前にカードを置いて再び宣言をする(最初に宣言されたものと別のカードを宣言しても良い。)。
このとき、その回した先のプレイヤーがカードを当てた場合、そのカードは最初のプレイヤーではなく最後に宣言したプレイヤーの前に並べる。 こうして自分の前に同じ種類のカードが4枚集まってしまったら負けとなる。

●プレイ感想

非常に奥の深いゲームで、後半になるほど盛り上がっていく。
非常にシンプルなルールであるが故に奥が深く、相手の性格、場のカード、自分の手札などから回されるカードを推測する。
ものすごく計算するプレイヤーや、あまり何も考えないプレイヤーなどが入り乱れると結構面白い。
上手い具合に相手の思惑を読めると非常に気持ち良く、やたらと思考を読まれたプレイヤーは焦りなどから更に思考が読まれ泥沼に嵌ることもしばしある。
ルールがこれ以上ないほどシンプルでさっくりと遊べるため、あまりカードゲームで遊びなれてない人達とでも気軽に遊べる。
余談ではあるが、筆者はわかり易い性格をしているのか、なかなか勝てないゲームだったりする。

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