黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

クロフトを辛くも解放することに成功した黄金の狼であったが、バルムンク・グレゴリーから受けた屈辱は忘れることはできない。
傭兵仲間のミリアからの要請もあり、とにかく滅亡寸前のアヴェルシアの王妃を救出に向かう。
地下水路を進む一行の前に、またもバルムンクが立ちはだかる。
黄金の狼は無事に王妃を保護できるのか？

●感想

ついにアクロスの２巻が出ました！今回のお話は2本ともダンジョン処理を利用したものでした。
一話目は、地下水路を利用したシナリオで様々なフィールドギミックがある中での戦闘。
二話目はフィールドをダンジョンのように進めて行くものでした。
どちらもＧＭをやる人にとってちょっとしたアドバイスみたいなものもついていて楽しかった。
ストーリーも今後のサガ、ブレイクにも影響を与えるような事件も起きてるので、全シリーズをますます読みたくなる☆
ちなみに第三話でユンガーがブルズアイを2回使ってるのどういうことだろう？

●第三話　逃走のワルツ

ミリアの頼みにより、ミリアの姉でありアヴェルシアの王妃マリアを助け出すことになった黄金の狼。
何とか王妃を保護した一行は、グラスウェルズ兵の目を潜り街から脱出するために、秘密の地下水路を使用することにした。
しかし、そこには宿敵バルムンクが待ち受けていた。トライデントの二つ名を名乗る少年ドライ。
彼にはツヴァイとの深い因縁があった……。

●第四話　運命のカデンツァ

王妃を保護しレイウォール軍の本陣にたどり着いた一行であったが、そこもすでにバルムンクの手が伸びていた。
しかもそこには、捕らわれたカテナもつれて来られているらしい。
王妃もカテナも助け出す。それは完全にレイウォールを敵に回す可能性も持つ。
しかし、ユンガーは決断する。これを黄金の狼最後の任務とすることを。
彼らの決断が歴史を分かつ……。

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