TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のレビューやリプレイ
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ダブルクロス リプレイ ジェネシス4 創世のメモリアル |
あやめの前に姿を現した狂気の科学者“ドクター”と6人の子どもたち。
“ドクター”の目的は7人の素体から究極のオーヴァード“アダム”を作りだすこと。
最後の素体であるあやめを手に入れるべく“ドクター”達が綾間市に謀略を張り巡らす。
そしてついにマスターレイス・カインが動き出す。
新たなる創世をかけた三つ巴の戦いの果てにあるものとは……。
ジェネシスシリーズの最終巻!
みんな大好き“ドクター”は今巻でも素晴らしく壊れておいででした。しかもその戦闘スタイルも予想外で面白かった。
コウの過去も予想以上に重かったり、あやめの決意に心打たれたり、瞳があれこれ気遣ったり、神月先生が素晴らしくパパだったりとここまで共にしてきた人間性が垣間見ることができました。
そしてついに生み出されてしまったアダムの驚異的な強さは圧巻。
コウとあやめとカイン3人の決着のつけかたもドラマチックで最終巻に相応しい内容でした。
究極のオーヴァード“アダム”の誕生を目論む狂気の科学者“ドクター”。
彼は最後の素体であるあやめを手に入れるべく、綾間市全体を人質にとるかのような謀略を張り巡らす。
そして“ドクター”により明かされるコウの暗い過去。
“ドクター”に有用性を見出して貰うべく、忠実に任務をこなそうとする子ども達。
そしてマスターレイス・カインがひそかに動き出した……。
不完全ながらも誕生してしまった“アダム”。
マスターレイス・カインはその神のごとき力を手に、綾間市を舞台に新たな創世期を刻み始める。
神の創世になぞられて新たに行われる7段階の破壊と創造。
そして彼は理想の世界を作りだす。裏切りの無い世界を。
そしてそれを地球全体に広げるために、あやめに協力を求める。
新たなる世界を賭けた最後の戦いの火蓋は切って落とされた。