黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

駆け出し享受者から中堅の享受者に差し掛かっていた炎術師のイルク。
彼はあるとき解放した奇妙な妖霊・ターヴに気に入られ、一夜にしてベテランの妖霊使いとなってしまった。
仲間たちはイルクと距離を置くようになり、いつしかイルクは孤立していた。
ある日イルクが単身任務で死に瀕したとき、甲蠍人の享受者ガラームに救出された。
そしてガラームは見た。妖霊ターヴの胸に輝く赤い妖石を。
それは、自分も有しているもの。
妖石をめぐり運命の輪が回り始める。

●感想

ゲヘナ〜アナスタシス〜の高レベルキャラ対象のリプレイ！！
キャラクターのランクが４５と非常に高レベルなキャラクターによるリプレイです。
これまでのリプレイでメインで使われてない暗殺士と黒沙使いが登場しているのも見もの。
てか、黒沙術強い！！相手の行動に反応して使用できるってカッコイイ！！
しかもプレイヤーさんが、カードとして用意してきて、発動時にカードをオープンするのがさらにトラップぽくて良い！
魂葬士のフィールーは頭悪すぎ（笑）。わざとやってるんだろうけど、結構ひどい。
そして戦闘は、派手な数字が乱舞して大変なことになっております。
これだけ高レベルだと獄へ潜る機会も多そうなので、コレからが楽しみです。

●第一章　黒沙彼方より

駆け出し享受者から一夜にしてベテラン享受者になってしまったイルク。
かつて獄へ乗り込んだ際、自分以外のすべての仲間が死んでしまった過去を持つガラーム。
上司が権力争いに負けたため、命を狙われている＜袈唇＞の享受者シシ。
大親友のアルバが結婚し、享受者を引退してしまい、単身仕事をこなすフィールー。
立場も性格も違う4人が、赤い妖石に導かれるように出会う……。

●第二章　黒沙彼方にて

黒沙の里に集った4人。
魔物の群れを撃退したものの、新たな報復を恐れ、村は微妙な雰囲気に……。
魔物を倒して欲しいと望むもの、魔物と取引をしようとするもの、様々な思惑の渦中で途惑う４人。
魔物が望む赤い妖石。なぜ魔物たちはソレを求めるのか……。
謎はまだまだ深まるばかり。

●第三章　瓦礫の底に眠るもの

黒沙の里を襲った魔物の城塞にあった赤い妖石。それは皆が持っているものと同じ妖石だった。
なにはともあれ、瓦礫の街シェオールへと戻った一行。
しかし、フィールーがうっかりと漏らした報告により事態は急変。
紫杯連による支部長会議が開かれるほどの大事になってしまった。
とりあえず妖石正体を調べるため、イルクの元カノであるファルリンを探すべく瓦礫の遺跡へと向かうのであった。

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