黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

ラビリオールで森の竜を救い、街の平和を守ったポーレ一行はさらに東にある過酷な砂漠の国・沙帝国へと向かう。
油断が即座に死につながる過酷な環境で生きる誇り高き民族。彼らが行う厳しい成人の試練に挑むティグレ。
さらにはマーチャント達の誇りをかけたキャラバンレースにも参加するポーレたち。
しかし、その過酷な地でパーティー瓦解の危機が訪れる……。

●感想

めっさ良い話で感動でしたよ！！
一話目は『りゅうたま』らしいほのぼのした話でした。ティグレがちょっと大人なところを見せてるところとか、成長したなーって思えて面白い。
ティグレと共に成人の試練を受けるサラはなかなか好感度が持てるキャラだったので、ひそかに再登場を期待します。
そして打って変わって２話目……砂漠の恐ろしさ満載でシビアなシナリオでした。
仲間を思うためにあえて冷たく振舞うポーレのせいで、気持ちがすれ違い過酷な砂漠で離れ離れになってしまうパーティー。
そして明かされるレベッカとポーレの母の過去……。
なんともハートウォーミングなリプレイでした。
ってか……アレだけドラマチックな話に出来るって、どれだけプレイヤー上手いねん！

●第7話　ティグレ坊やと狩人娘

風の渡り樹の後を追い砂漠の国・沙帝国へと向かう一行。
しかし、砂漠は想像以上に過酷な地であった。砂漠で迷うティグレたちの前に現れたのはサラと名乗る一人の少女だった。
彼女は部族の掟に従い大人になるために単身アーヴ・バジリスクを狩るために砂漠を移動していたのである。
アーヴ・バジリスクを狩れば大人になれる！！ティグレの心は燃え上がるのであった。

●第8話　あるく赤い砂漠

無事成人したティグレと共に都へたどり着いたポーレたち。
ちょうど、沙帝国恒例のキャラバンレースの時期らしく、都は色んな部族が集まり賑わっている。
風の渡り樹の情報を得たポーレたちはひょんなことからキャラバンレースに参加することになってしまった。
参加チームの半分が脱落し、さらに半分の死者が出ると言う過酷なレース。
仲間を想うゆえ、ポーレはひそかに決意を固めレースに挑む。