TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のレビューやリプレイ
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りゅうたま リプレイ 旅する大樹とこわれた世界 |
ラスヴィム大陸最東端、霊峰リュウノツノを目指す一行。
船に乗って海を渡るも、港町サイルイウは魔物の襲撃にあっていた。
燃え上がる町並み、逃げ惑う人々……しかし、先に進まねばならぬ。
暗く深い洞窟抜けて、険しく高い山を登る数多の竜たち。
そして、ついに風の渡り樹が持つ秘密が明らかになる。
ポーレたちは世界の謎に向けて最後の戦いへと向かう……。
ついに出ました最終巻!!
ポーレたちの長い旅もこれで最後かと思うとなんだか寂しいです。
物語りもホットスタートで一気に事態の深刻さを演出すると同時に、これから先の過酷さを匂わす。
そして、りゅうたまのルールを最大に生かした最後の旅にふさわしく、高難易度の地形と天候により戦闘外でもスリルいっぱい!!
因縁深い灰色旅団との対決、そして真の悪役的なしつこさなど、見事なシナリオ展開とちょっと特殊なルール。
そして最後はそれぞれの新たな旅立ちと別れは、しんみりと心に染み渡り、とても素敵な完結編でした。
沙帝国の港より一ヶ月の航海の末、無事に最東の港町サイルイウにたどり着くかと思われたポーレたち。
しかし、町は不死の魔物に襲われていた。火に包まれた町、逃げまとう人々。それは世界の枯渇となにか関係があるのだろうか。
逃げる人々と反対に、リュウノツノを目指すポーレたち。
リュウノツノへと到る洞窟リュウノノドへと向かう。
そんなある夜、クリュウに異変が……。
果たして彼女になにがあったのか……。
リュウノノドを抜けた一行が目撃したのは風の渡り樹目指して進む、膨大な竜の群れだった。
彼らは疲れ、傷つき、次第にその数を減らしていく……。
ついに辿り着いたリュウノツノ。天高くそびえる絶壁を力を合わせ乗り越えろ!!
そして明かされる風の渡り樹の秘密……。
ポーレたちは何を目撃し、そして何を思うのか……。