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ソード・ワールド2.0 リプレイ 拳と魔封の物語3

ソード・ワールド2.0リプレイ  拳と魔封の物語(3) (富士見ドラゴン・ブック)

ソード・ワールド2.0 リプレイ 拳と魔封の物語3
富士見ドラゴンブック
著:諸星 崇
著:グループSNE
発売日:2010年4月20日
価格:735円(税込み)

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●あらすじ

母ミレスとの再会。父の親友レイノルズが蛮族ノヴァと結託したとの事実。そして<緑の傭兵団>の拠点を襲い街にも被害を与える蛮族の軍団。
それら事実がエイベルたちにミレスと共に戦うことを決意させた。
20年以上昔にログナーが厳重な封印をかけた遺跡……そこはかつてログナーがレイノルズやウェインと共にアンを発見した場所だという。
魔剣を使い封印を解いたエイベルたちは襲い掛かる魔法生物を撃退しつつ奥へと進む。
そこにはアンの存在を揺さぶる重大な秘密が眠っていた……。

●感想

拳と魔封の物語もついに完結!!
レイルズやノヴァ、そしてアンと黒いルーンフォークたち……。
ついに敵の全貌が明らかになり、そしてアンに秘められた秘密。非常にドラマチックなリプレイでした。
予想もしなかったパーティーメンバーの入れ替えやら、敵の真の目的……。
それぞれが持つ信念がぶつかり合い、そのために起きた悲しい思い。
アンの思いもよらない過去や蛮族との結末。
レイノルズの思いや、カラトの決断など、見所満載の最終巻です。

●第七話 別離のとき

20年以上前にアンが発見された遺跡。そこはログナーにより厳重に封印されていた……。
ミレスを伴いエイベル達は遺跡の封印を解き探索へと向かう。
次々とエイベルたちに襲い掛かる魔法生物を撃退し奥へと進む。
遺跡の奥にあったのは、アンの秘密を記した<パーサタイル>だった。
それによればアンは古代兵器を起動される鍵として作られたらしい。
その事実を知ったアンは……。

●第八話 蒼空の決戦

古代兵器アンネゲルドは起動した。ノヴァにより連れ去られたミレス。そして、その命を散らしたカラト……。
様々な別離に沈むエイベルたちであったが、いつまでも沈んではいられない。
アンとミレスを取り返すべくアンネゲルド攻略へと乗り出すエイベルたち。
フェンディル王国、そして魔動機院の秘密裏の協力を得てエイベルたちは飛行要塞へ乗り込むことに成功した。
しかし、そんなエイベル達の前に立ちはだかる者が……。

●第九話 a dreamscape

アンネゲルドを撃墜。なんとかミレスとアンを取り戻したエイベルたちであったが、アンは記憶を失ってしまう。
辛い過去を思い出させぬようアンはペリテの里へと預け、エイベルたちは決戦へと向かう。
ノヴァを欺き、自らの野望のために全てを投げ打つレイノルズ。
それは悲しき過去への思い、そして純粋な願い……。
今、それぞれの願いがぶつかりあう!!

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