黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

メルの死という大きな衝撃を乗り越え、なんとか”竜の歌”事件を解決したラファル達。
しかし、メルを護れなかったことはラファルの心に重くのしかかっていた。
”冒険者”として生きる。そう心に決めたラファルに新たな事件が降りかかる。
それはナハトの過去にかかわり深い事件であった。
新たな仲間、タビットのグラップラー・アーピーとの出会い！
そしてグーちゃんの秘密がついに明らかになる……

●感想

キャラクター入れ替えリプレイ第3弾！！
全巻の事件をきっかけに、メルとナハトに対するラファルの思いが強くなったのかな？今巻はそこまで馬フェチな部分が強く出てなかった気がする。
まぁ、キャンパスの暴走っぷりは相変わらず凄く、そのせいでせっかくのドラマチックな展開が台無しに……。
タビットのグラップラーってのは目からウロコでした！！しかも意外と強い！！
第9話は一国を覆すような大事件を扱っているシナリオでした。しかもパーティーも分裂してしまうし……。
とはいえ、もし自分がラファルのプレイヤーでも同じ決断を下していたと思います。

●第七話　カン違い登山者

”竜の歌”事件の報告、そしてお詫びのために”竜の里”へと向かうこととなったラファル達。
”竜の里”はルデア山脈にあり、その場所はメルが知っているとのこと。
メルの親にもメルの死について謝りたいラファル、そしてまだ出身のことを口に出来ないでいるメル。
しかし黙々と山脈を登る一行の前に２０を超える蛮族が駐屯する拠点が……。
デュポールで噂の『疾風の愚連隊』と協力し、蛮族どもを打ち払え！！

●第八話　メルとナハトの告白

メルは竜に育てられた。
衝撃の告白に、言葉も無いラファル達一行を迎えるドラゴネット・ラクリーデルに連れられ会合の祭壇で、眠りについた剛竜メルキスに代わり竜達をまとめるドンガラックにこれまでの顛末を報告する。
しかしルデア山脈でも異変は起きていた。
”竜の歌”と共に儀式に必要な”竜珠”が行方不明になったという……。

●第九話　空飛ぶ女王の護り手

ルデアへと向かう蛮族軍及び謎の戦艦。レインヴェールを襲う恐ろしき陰謀。
二つの危機的状況を前にラファルが下した決断により、パーティーは二手に分かれて行動を開始する。
レインヴェールを救出するべく、街中を奔走するラファル・ドムス・アーピー。
一方、ナハトとメルは”竜の儀式”を行うべくデュポール、そしてルデアを移動する。
この絶望的な二つの窮地を脱することは出来るのか……。