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ソード・ワールド2.0 リプレイ 新米女神の勇者たち10

ソード・ワールド2.0リプレイ  新米女神の勇者たち(10) (富士見ドラゴン・ブック)

ソード・ワールド2.0 リプレイ 新米女神の勇者たち10
富士見ドラゴンブック
著:秋田みやび
著:グループSNE
発売日:2011年1月20日
価格:630円(税込み)

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●あらすじ

なんとかミスティン姫を助け出したジーク達は、意識を取り戻した姫から夢の内容を告げられる。
アイヤールの夢見姫が見た予知夢。それは滅びの光景であった。
突如打ち砕かれる窓ガラスと鳴り響く轟音。シフォナ一党と思しき敵襲。
敵の狙いは女帝?それとも飛空船?
ジーク達は女帝達を守りきれるのか!!

●感想

ぞんざいシリーズもついに二桁の大台にのりました!!
敵の存在も次第に浮き彫りになっていき、ますます次巻への期待が高まります。
ようやくシフォナと話し合うことが出来たにも関わらず、ダメっぷりを露呈してしまうイスミー。肝心なところで一ゾロを振ってしまうメッシュには同情を禁じ得ない。
そしてついにパジャリガーの実態が明らかになるのだが、こいつがまた残念で面白い。あと、シフォナの現在の主人にして一連の事件の黒幕たるアレンもジーク達一行の前に姿を現すのだが……これまた状況のせいで様にならないという残念さ。
色々と本来ならカッコいいはずなのに、残念な方へと転がってしまう「ぞんざいシリーズ」ならではの面白さ満載のリプレイです。

●第二十八話 真英雄と話す方法

ミスティン姫を救い出したのもつかの間、新たに起こる襲撃事件!
シフォナ率いる襲撃隊の狙いは女帝?それとも飛空船。
そしてアイヤールの夢見姫が語る滅びの予言……それは、神殿のある白い山の光景らしい。
さらにシフォナからもたらされたパジャリガースラッシュにまつわる話。
それはさらなる波乱を予期させるものだった。

●第二十九話 領主の館に参じる方法

本物のパジャリガーに出会い、その遺志を託されたジーク達は白峰領ゼスへと急行。
現在白峰領では、領主の娘が行方不明になり、滅びの予兆調査が滞っているようだ。
領内に広がる怪しげな宗教の噂。なぜか出入りを制限しているルーフェリア神殿。
さらなる調査のためにも娘の捜索へと乗り出すジーク達。
いったい白峰領で何が起こっているのだろうか?

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