黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

蛮族たちに捕らえられるも、一枚岩でなかった蛮族たちの結束を乱し、ルーフェリアまで助けたぞんざい勇者団。
しばらくのんびり出来ると思ったのも束の間、新たな依頼が舞い込んだ。
しかし、ムーテスは国外追放になったリャンに保護者兼監視役として着いていき、ソラは勝手に飛び出していってしまった。
新たに加わったのは、マギテックシューターのタビット「イスミーシャ」と鞭使いの少女「ニゲラ」。
ぞんざい勇者団のあらたな旅が今、始まる！

●感想

ついにパーティーが入れ替わった！！
個人的にソラはお気に入りだったのでちょっと残念でした。
しかし、新たに加わったニゲラの装備が、鎖鎌という素敵な武器だったので一気に虜に（笑）
「絡み」武器は使ったことなかったので、早速ルールブックで確認……非常に厄介な武器であることが判明しました。
そしてパーティーチェンジが災いしてか、ついに犠牲者が！！
うーん……やはりTRPGの1点は馬鹿に出来ない……。
裏技めいたショートカットにより、キャンペーンの予定が大きく狂ったGMには同情します。

●第十九話　暴れる坊やを育てる方法

ルーフェリアを襲う蛮族の軍勢を破り、ルーフェリアの英雄となったぞんざい勇者団。
束の間の平和を堪能する一行であったが、ムーテスは一時的に国外追放となったリャンと共にアイヤールへと旅に出、ソラは1人で自室に閉じこもり何かに没頭している様子。
そんな中舞い込んだ仕事。近くの村で騎獣が行方不明になっているらしい。
＜水晶の欠片＞亭の女将が用意してくれた新戦力と共に、二つ返事で引き受けるジークたち。
依頼先の村で、予想外の事件がジークたちを待っていた！！

●第二十話　も一度人生を始める方法

ドラゴネットにより殺されてしまったメッシュを生き返らせるべく、タビットのコンジャラー、モーブの元を訪れた一行。
なんとそこには、メッシュと瓜二つの顔をしたルーンフォークの死体……パジャリガーが横たわっていた。
メッシュと共に生き返ったパジャリガーではあったが、蘇生の代償として記憶は失われてしまっていた。
なぜパジャリガーは死んでしまったのか……。
そして、ルーフェリアに帰ってきた一行を待ち受けていたのは、ソラ失踪という新たな謎。
一体何が起きているの！？

●第二十一話　八百長試合を始める方法

ルーフェリア、カイン・ガラで広がる噂を辿った一行が訪れたのは、幻獣たちが住む島≪帳の島≫エイベル。
そこは幻獣と共に生活する部族が点在する島だった。
しかし、密猟を恐れる島民達はよそ者の冒険者に必要以上の不信感を持っていた。
ソラの情報を聞き出したいにも中々信用してもらえず途方に暮れる一行。
そんな時、1人の若者が救いの手を差し伸べてきた。
若者は自分の頼みを聞いてくれれば、自分が保証人となり、島民の信用を獲得できるようにしてくれるという。