黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

行方不明になったソラを追いかけて、幻獣たちが住む《帳の島》エイデルにたどりついたジークたち。
なんとかソラの居場所について情報を獲得するも、彼女はすでに動き出した後だった。
島に点在する神紀文明時代の遺跡。それを守るドラゴンの存在。そして、ちらつくシフォナの姿……。
ジーク達は無事にソラと合流できるのだろうか？

●感想

ジークたちもいよいよ冒険者レベルが二桁に突入！！
登場する敵も強大で派手な戦闘が巻き起こっている。
やっぱりニゲラの賦術と絡み武器による戦闘支援が強力。
今巻ではジークの思いもよらない過去が明らかになったり、イスミーがうっかりと大変なことをしちゃったり、ニゲラの迷惑父さんが登場したりと見所たくさん。
ソラの発言が結構ソラっぽいのは、ソラのプレイヤーさんにリサーチしていたりするのかな？ってぐらいソラらしかったです。

●第二十二話　神様時代を巡る方法

《帳の島》エイデルでの信頼も獲得。いよいよソラの下へと案内されたジークたち。
しかし、案内されたその場所にすでにソラの姿は無かった。
入れ違いで再び旅立ってしまったソラ。呆然としている暇も無く一行の下へとやってくる新たな客人。
ソラが向かった先にあるものとは？
そして、謎の美女から依頼された仕事とは？
ぞんざい勇者団を、予想外の展開が待ち受けていた。

●第二十三話　うるさい親戚をまく方法

せっかく目前まで迫ったものの、再びソラはシフォナと共に旅立ってしまった。
シフォナの向かう先はジークの故郷リオスにある拠点とのこと。
実家へ帰ったジークたちに知らされる衝撃の事実！
ジークとニゲラが婚約！？しかもニゲラの親父はいずこかへと旅立ってしまった？
思わぬ帰郷でよもやの騒動。何はともあれニゲラの父を探し出し、ややこしい現状を打破せよ！！
……そして新たなパーティーメンバーが一行を待ち受けていた。

●第二十四話　流れる島に忍ぶ方法

リオス近海に出現した幽霊船。そしてデーニッツ家の商船の到着が遅れている……。
どうにも嫌な予感がする一行は調査へと乗り出した。
そんなとき、アイシャが奪取してきた通話のピアスに入ってきた連絡。
上手く連絡員になりきり、ソラがいるであろうアジトへの潜入を試みる一行。
しかし、海ではリオスの私掠船が彼らを待ち受けていた！！
ソラのいるアジトとはいったいどこに？そして私掠船の狙いとは？
一行は無事にソラとの再会を果たせるのだろうか？