黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

ジークの姉にしてアイヤールの姫ミスティンが誘拐された。
それは年輪国家アイヤールに大きな動揺をもたらした。
しかも犯人の一味としてとらえられているのはかつての仲間ムーテス！？
一路アイヤールへと向かうぞんざい勇者団。そして届く誘拐犯からの要求。
それは神殺しの剣“パジャリガー・スラッシュ”の引き渡しだった。
果たしてジーク達はムーテス、そしてミスティンを救い出すことが出来るのだろうか。

●感想

ついに大台まで後一巻！
冒頭からメッシュの総経験点が、他のキャラクターに比べて圧倒的に多い事実が判明して笑わせてくれました。

今巻ではついに偉いお姉ちゃん登場！これまで登場した皇室シスターズも次々登場！！
なんだか凄くロイヤルなシナリオでした。
ミスティン皇女の誘拐ということで、王位継承権を巡っての様々な陰謀が渦巻き一筋縄ではいかない。
誰が敵で、誰が味方か……それらを上手く見分けながら協力を要請して……。
そんなロイヤルな世界の綱渡りのような状況でも相変わらず『ぞんざい』な一行には脱帽です。

今巻では相当えげつない高レベルエネミーも続々登場！
色々と見どころ満載です。

●第二十五話　囚われの仲間を連れ出す方法

なんとか元海賊島でも一件を片付け、実家へと戻ったジーク達を迎えたのはアイヤールの皇女・ホーリエルであった。
ホーリエルは泣きながら語る。姉であり未来を見る力を持つミスティン皇女の誘拐を。
しかも何の間違いか、誘拐犯の一味として捕まっているのはかつての仲間ムーテスだと言う。
一行はムーテスの濡れ衣を晴らし、ミスティンを救うべくアイヤールへ向かうのであった。

●第二十六話　女帝の怒りを静める方法

投獄中のムーテスをなんとか救出した一行は、“竜将”ドラクロアに保護されていた。
次はいよいよミスティンの救出。一行は犯人の手掛かりを求めて青嵐領へと向かった。
次々と浮き彫りになって行く犯人像。彼らが向かったのはパジャリガーに所縁ある遺跡……。
ミスティン皇女もそこにいるのだろうか……一行は暗く邪悪な遺跡へ向かうのであった。

●第二十七話　眠れる竜と戦う方法

ミスティン皇女の救出に成功したジーク達。
しかし、皇女は魂と肉体を分離させられてしまっていた。
誘拐犯の一味を捕らえたジーク達は彼らの言葉を手掛かりに、再び肉体に魂を戻す方法を探しに旅立つ。
果たしてジーク達は肉体に魂を戻す方法をみつけ、無事にミスティンを救うことが出来るのだろうか……。