黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のレビューやリプレイ
アナログゲームレビューや、シナリオ素材・オリジナルなどを地道に公開

トップページ

TRPGレビュー

アナログレビュー

オリジナル

リプレイ・プレイレポ

ソード・ワールド2.0 リプレイ 滅びのサーペント

ソード・ワールド2.0リプレイ  滅びのサーペント (富士見ドラゴン・ブック)

ソード・ワールド2.0 リプレイ 滅びのサーペント
富士見ドラゴンブック
著:清松みゆき
著:グループSNE
発売日:2011年8月20日
価格:680円(税込み)

※画像をクリックするとAmazonのページに移動します

●あらすじ

フェイダン地方の小国メルドリーネに蛮族の大軍勢が押し寄せた!
その数はあまりにも多く、さらには強力な蛮族も数多く、陥落の危機に瀕していた……。
その危機に立ち向かいしは、5人の英雄。
ひとりはルーフェリアよりやってきた“湖の大司教”バトエルデン。
ひとりはアイヤールの“闘神”フェルデナント。
ひとりはさすらいのグラスランナー“百変化の”ゆん・ゆん・ぽむ。
ひとりはメルドリーネの騎士“魔神学者”マイザール・フィクス。
そしてひとりはナイトメアの賢人“カイン・ガラの宝石”ジュエリィ・ルーティア。
人族最強とも言える英雄たちは、目覚めし魔剣“滅びのサーペント”を封印すべく、魔剣の迷宮へと挑む……。

●感想

ソードワールド2.0史上初の15レベルキャラクターによるセッションと、同じくソードワールド2.0史上初の最弱、1レベルのコボルドセッション!!
舞台は「新米女神の勇者達シリーズ」の10年前。もはやおなじみの有名人“湖の大司教”バトエルデンが参戦!!
さすがは15レベルセッション!というか……もはやソードワールド2.0で遊んでる気がしないほどの激しいバトル。
しかも、5人中4人がファストアクション持ちなので、1ラウンド目は2回行動が可能!!しかし、敵もそれに負けないレベル帯!とにかく派手な戦闘でした。
一回の戦闘でへとへとになりそうな選択肢の多さでした。
シナリオは、単純なダンジョンものなのだが、とても昔懐かしの雰囲気でした。複雑なギミックで見せるのでなく、純粋に迷宮の闇と怖さを感じる感じです。
もう一遍の最弱コボルドシナリオは、不気味な雰囲気がある蛮族の世界の中で、ビクビクしながら謎を解いていくシティーアドヴェンチャータイプのシナリオ。
こちらには、驚きのギミックが仕掛けられており面白かったです。

●滅びのサーペント

フェイダン地方の小国メルドリーネに押し寄せる恐怖。突如攻めよせた蛮族の大軍団。
国の危機に現れし、5人の英雄により救われた国王は、蛮族を一掃するべく、古よりこの国に封じられし魔剣“滅びのサーペント”を目覚めさせる。
王は、その地に押し寄せた蛮族もろとも魔剣に喰われ、目覚めし“滅びのサーペント”は魔剣の迷宮を創造した。
そして始まる大地の腐食……。“滅びのサーペント”を再び封じぬ限り、この地は腐りきってしまうであろう。
5人の英雄たちは、魔剣を封印するべく迷宮へと足を踏み入れた。

●「お前ら、みんなコボルドな」

不思議な夢を見た。そして目覚めると、知らない街にいた。
突如蛮族の街へと放り出されたコボルド達は、自分が弱いが故に他の蛮族の影におびえながら街を歩く。
トラブルを超えるたびに手に入る文字の刻まれし不思議な宝石。
そこに刻まれた文字にはどんな意味があるのか。
そしてコボルド達はその命の火を絶やすことなく街から脱出することが出来るのだろうか。

■レビューリストへ戻る■このページのトップへ戻る

inserted by FC2 system