黒鴉亭|TRPG,アナログゲームを愛するサイト

●あらすじ

試練を乗り越え、街の有力者ウルゲンにも認められたドレイク・アンセルム。
しかし試練を乗り越えた余韻に浸る間もなく、一つの依頼がやってきた。
冒険者の店に隠された秘密の部屋で待ち受ける依頼人。
部屋で交わされる他言無用の極秘の依頼。
そして一行に襲いかかる敵は『姫騎士』。
はたしてアンセルムたちは無事に依頼を果たせるのだろうか？

●感想

ベーテＧＭによるアメリカンなリプレイの２巻！
今巻はプレイヤーたち……というか、クリスとアンセルムが酷い！！
まさかのアンセルムの大暴走と、クリスの変態っぷりで恐ろしいまでにカオスな展開が繰り広げられてました。
今巻ではGMが理解に苦しむ姫騎士に対する答えを、GMなりに用意……これが中々良い仕事してます。
四話に出てくるボス『ジョーカー』の正体も、意表をつく……というか思わずスルーしてしまうような存在が起用されており、面白かった。
そして第五話に登場する、ドワーフソーサラー部隊”ドワーフ爆炎特攻部隊”とか、カッコよすぎでした！！

●第三話　Princess Night

ウルゲンに課せられた試練を乗り越えたアンセルムたちに新たな依頼がやってきた。
冒険者の店にある秘密部屋……それはVIPによる極秘の依頼を意味していた。
他言無用の大仕事。それは誘拐された議長の娘の救出であった。
誘拐に関わる河派の人物……その後ろに見え隠れする蛮族の女性……。
果たして彼らの目的は？そしてアンセルム達は議長の娘を救い出せるのか？

●第四話　Assasin's Shadow

議長の娘を救い出し、さらにダークナイトの姫騎士・セレネを捕えた一行は、仕事に飢えていた。
そんな彼らに舞い込んだのは、騎士団に身柄を預けていたセレネが暗殺されかけたらしい。
頑なに口を閉ざすセレネ。現場に残されたジョーカーのカード･･･それが意味するものとは一体・・・。
極秘に調査を依頼されたアンセルムたちは、とりあえず独房に入れられているセレネのもとへ向かうのだった。

●第五話　Counterstrike!

どうにかジョーカーを撃退した一行のもとに、ウルゲンより呼び出しの手紙が届く。
食事の席で告げられたのは、蛮族の侵攻計画の情報を一元化する会議に出席して欲しいとの話であった。
各派閥のトップに情報を信用させるには、情報源を明かさなければならない。
それはアンセルムの正体を見せるということでもあった。
河派と中庸派のトップとは一体どんな人物なのだろうか？
そして侵攻計画はどこまで進んでいるのだろうか？