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ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン

ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン(Role&Roll Books) (Role & Roll Books)

ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーン
Role&Rol l Books
著:齋藤高吉
著:冒険企画局
発売日:2010年2月13日
価格:1575円(税込み)

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●ホラーアクションRPG ハンターズ・ムーンとは?

満月の夜ごとに繰り返される獣と狩人の戦い。
モノビーストと呼ばれる異形の獣を狩ることが出来るのは、同じく異形の力を持つものだけ。
TRPGの常識を覆す苛烈な死闘。少しでも油断があれば待ち受けるのは『死』のみ。
今宵も獣と狩人の戦いが幕をあける……。

●喰うか喰われるか|プレイ感想

手軽に楽しめるサイコロ・フィクションシリーズの第3弾!!
サイコロを振るだけで楽々とキャラクターが作れ、最低でも敵さえ用意すればセッションが楽しめるという優れもの!!
が!!サイコロを振るだけで作ったキャラクターで遊ぶと結構な確立で大惨事になること間違いなし。そんな恐ろしいバランスで成り立っているゲームです。
情報収集やキャラクターの能力など、少しの油断であっという間にボロボロにされてしまうので要注意。
しかし、そんな絶望的状況をひっくり返し、勝利を掴むことが出来た時の達成感はなかなかのものであろう。

遊び安さ評価(5段階)

ルール ★★★★☆ 判定方法、目標値の求め方がわかりやすい。
世界観 ★★★☆☆ モノビーストの存在以外明確な設定は無い。
育成 ★★★☆☆ 生きていればセッションごとに成長可能。
派手さ ★★★☆☆ 異形の存在・力などで色々好き勝手演出できる。
価格 ★★★★★ とてもお買い得!!
総合評価 ★★★★☆ 全滅しそうなドキドキ感がたまらない!

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●降りそそぐ死|リプレイパート

ハンターズムーンの苛烈さを示すリプレイ。
ちょっとした好奇心のために友達をモノ・ビーストに殺されてしまった十六夜頼子。
彼女は友達の敵を討つために、父の知り合いである聖譲司の下でハンターとなるべく修行を行う。
魔術結社から派遣された黒丸冬寂。飼主をモノビーストに殺された猟犬シリウスと共にヤツを狩れ!!

いきなり全滅エンドを見せ付けられた衝撃的なリプレイでした。
キャラクターを適当に作ったり、軽い気持ちで挑むとこんなことになってしまうのかと愕然。
再チャレンジにしても結構きわどい戦いとなり、GMのドSっぷりが遺憾なく発揮されております。
プレイヤーを困らせたいGMは必見なリプレイパートです。

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●都市に巣食う異形の獣|世界設定

都市には獣が住んでいる。
それは無敵の力を持つ絶対の存在。常人には見ることさえできぬ異形の獣。
その獣を狩ることが出来るのは、同じく異形の力を持つものだけ。
そして、異形の獣を狩れるのは唯一満月の夜だけなのである……。
今宵もまた人知れず、獣と狩人の戦いが始まる。

●異形の獣|モノビースト

全ての生態系の頂点に君臨する絶対的な存在。
いかなる傷をも見る見る回復する再生能力。その姿を霧に変える消散能力。そして、常人では見ることすら出来ぬ不可視能力。
これらモノビーストが共通で持つ能力ゆえに彼らは絶対的な存在となりえるのである。
しかし、彼らにも弱点がある。それは満月の夜に限り、その能力が大きく制限されるのである……。
そう、彼らを仕留めることができるのは満月の夜が明けるまでなのだ。

●獣を狩る者達|ハンター

異形の獣・モノビーストを狩るもの達。
彼らはモノビーストの血肉を喰らい、彼らに対抗する手段を獲得している。
そしてそれぞれが得意とする武器を片手に、満月の夜にモノビースト狩りを行うのである。
今日も彼らは異形の獣を狩り、人知れず平和を護っているのだ。


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